
 
 
        
        人生を賭けた偽り。
        男の嘘は真実となり得るのか―
        
        
        ★第82回アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』のキャスト、スタッフが集結。
        今作同じくアルゼンチンのサスペンス映画(2009年公開)。
        ★約30年の俳優のキャリアで初となるヴィゴ・モーテンセン、プロデュース作品。
        1982年に舞台デビュー。1985年の『刑事ジョン・ブック 目撃者』でスクリーン・デビュー。
        『ロード・オブ・ザ・リング』で世界的名声を得、2008年に主演の『イースタン・プロミス』では
        アカデミー主演男優賞にノミネートされる。実力派俳優として根強い人気を獲得している。
        ★演技派として名を馳せるヴィゴが、一卵性双生児、医師と犯罪に手を染める兄弟の二役という難役に挑戦。
        一卵性双生児、医師アグスティンと犯罪に手を染めるペドロの二役を巧みに演じ分けたヴィゴ。
        サスペンスフルな人間ドラマに仕上がっている。
        
        [内容解説]
        ただもう一度だけ、すべてをやり直したかった――。
        
        【STORY】
        アグスティンは医師としてブエノスアイレスで妻と裕福な暮らしをしながらも重圧を感じ、空虚感に苛まれていた。
        ある時、長らく離れていた一卵性双生児の兄ペドロが訪れ、末期癌であることを告げて自分を殺すよう懇願する。
        突然の申し出に困惑するが、あるきっかけで殺害してしまったアグスティンは自分が死んだことにして、ペドロになりすまして人生をやり直そうと考える。
        ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、少年時代を過ごしたティグレへと帰った彼は、ペドロが関わっていた闇の犯罪へと巻き込まれていく―。
        アグスティンの死に疑問を抱く妻。自分に疑惑の眼差しを向ける幼馴染み。心を惹かれていく女‥。
        己の痕跡を消し去った世界で、嘘と真実、因縁と運命が交錯していく果てには何が待ち受けているのか―。